2008年3月24日月曜日

寒い冬が過ぎたら急に初夏のような日が続きいろんな花が一度に咲き始めた。
前は実のなる花ばかりにひかれてそんな低木ばかり植えたことが多かったが
ほとんどカミキリ虫にやられてしまって残っているほうが少なくなった。
こんなところにも自分のいじましさが現れている。

カミキリ虫対策として銅線を根本付近に巻いておくといいとの話を聞き
花ゆず、梅、バラ(グラハムトーマス)などに巻いたが
酸化した銅線は木の雰囲気にとけ込んでしまいどれに巻いたかすっかりわからなくなる。
バラなど根本に線がくいこんで枯れてしまったし、ほかの木もそのとき確認したら危ういところだった。

写真の花はクリスマスローズと水仙。
なぜこの時期にクリスマスの名前がついた花が咲くのか
もう20回以上も説明を聞いたと思うが記憶はあいまいなまま。
水仙も同じく何回聞いても品種を忘れてしまうから困ったものだ。
もうじき草との戦いになるから、この時期の花は
ゆったりした気分で見ることができ、いっそうきれいに見える。





2008年3月17日月曜日

春はジャズにのって

いっぺんに春
ここ数日、朝はうぐいすがさかんに鳴きかわす声で目がさめる
夜は猫の悩ましい鳴き声が、窓の外の暗がりを震わせている
どうやら春はイキモノの恋の季節でもあるらしい

そんなこんなで、春のうららかな陽気に誘われ私もオンモにでた
行き先は近くの宇治川畔にある「宇治日和」、生のジャズピアノコンサート
ピアニストは嘉勢太務(かせ たいむ)さん 京都芸大音楽部作曲専攻4回生
23歳のヒゲが似合う若きピアニスト 何故か数学検定準1級所持者
どうもピアノをあやつる人に数学好きな人が多い 頭の中の同じ回路部分をつかうのかしらん

しらふで、しかも昼間のジャズの生演奏は初体験
アルコール抜きでも真っ昼間でも、やっぱジャズは生がいい
長い冬のあいだに固くかじかんでいた身とこころが、心地よく解凍されていく
これで生ビールでもあれば、もっと解凍はすすんだにちがいない

ゆるゆるほぐされた気分で「宇治日和」喫茶室でおいしいコーヒーとケーキをいただく
テラスのむこうを、春の光を浴びた宇治川がきらきら輝きながらゆったり流れていく
あたかも、五線譜を流れる春の旋律のように