2008年3月17日月曜日

春はジャズにのって

いっぺんに春
ここ数日、朝はうぐいすがさかんに鳴きかわす声で目がさめる
夜は猫の悩ましい鳴き声が、窓の外の暗がりを震わせている
どうやら春はイキモノの恋の季節でもあるらしい

そんなこんなで、春のうららかな陽気に誘われ私もオンモにでた
行き先は近くの宇治川畔にある「宇治日和」、生のジャズピアノコンサート
ピアニストは嘉勢太務(かせ たいむ)さん 京都芸大音楽部作曲専攻4回生
23歳のヒゲが似合う若きピアニスト 何故か数学検定準1級所持者
どうもピアノをあやつる人に数学好きな人が多い 頭の中の同じ回路部分をつかうのかしらん

しらふで、しかも昼間のジャズの生演奏は初体験
アルコール抜きでも真っ昼間でも、やっぱジャズは生がいい
長い冬のあいだに固くかじかんでいた身とこころが、心地よく解凍されていく
これで生ビールでもあれば、もっと解凍はすすんだにちがいない

ゆるゆるほぐされた気分で「宇治日和」喫茶室でおいしいコーヒーとケーキをいただく
テラスのむこうを、春の光を浴びた宇治川がきらきら輝きながらゆったり流れていく
あたかも、五線譜を流れる春の旋律のように




1 件のコメント:

majkl-man さんのコメント...

ok blog!!!