2008年4月23日水曜日

鳥居

家の前にたつ八幡宮の鳥居を5年ぶりに塗り直した。

5年前までは、ペンキが重ね塗りしてあり、
下地ぬりを含めた、4層のペンキがいたるところではげて、めくれあがりかわいそうなくらいだった。
業者に頼んでも2年くらいしか持たないし
地元の者でなんとかならんかな?の声があがるなかしかたなく引き受けてしまった。
4層のペンキをとにかく木肌が見えるまで落としてしまうので、しっかりとした足場を組み
電動工具を動員しての、けっこう大変な作業だった。

ペンキを塗っても、同じことの繰り返しになってしまうし
どんな材料を使うのか、ずいぶん考えたが最終的にオスモカラーに落ち着いた。
ドイツ製の顔料系の塗料で重金属による発色ではないと説明してあったと思う。
オスモの下地剤をぬって2日まち、オスモカラーを1回塗っては2日まち
もう一度塗ってから足場を解体するのに2日まつという作業時間より
待ち時間のほうが長いという、今のこういう作業のテンポにはなかなか合わない
手間のかかる作業だった。

5年ぶりの今回は簡単な足場を組み、前回と同じとなりの陶器づくりの人と
2人で塗り直したが、めくれもないしはげてもいないし、汚れをこすりおとしてから
かんたんに塗ってお終い。
あと1回塗れる分のオスモカラーがあまってしまった。
年取ってくるとあんまり高い所に上がるものではないと思うがどうなるやら。

去年から塗り直しのことを、総代さんと顔をあわすたびに「どんなもんやろ?」と言われていてので
見事に咲いた近所の大島桜のような気分になった。(どんな気分?)

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