2008年10月14日火曜日

迷い道ぐるぐる

いよいよ東京での個展が近づいてきた
目下、最後の悪あがき状態
あれやこれやと迷い多き、悪戦苦闘の日がつづいた
結局わかったことは、自分が好きなもの、
自分が使いたいものしか作れないということ

楽屋話になるが、たとえば1つのバッグを作る
でき上がるまで、実際手を動かして作っている
時間より、頭の中で迷っている時間の方が圧倒的に長い
・・・形は、素材は、色は
・・・ポケットの位置は、ボタンの色は、ステッチの幅は
たった1つのバッグが作り上がるまで、ほとんど迷っている
その迷路を抜け出る決め手になるのは、最後は
自分のモノサシ
自分が好きか、使いたいか
これしかない
いつしか、迷路の中で右往左往することも
ひそかな愉しみになってきた