2007年4月29日日曜日

草ボウボウ菜園

今度の個展の作品が、半分ほど焼き上がった。
今日は2つ同時に窯を焼いている。
この時期になってしまうと陶器の方は制作しても間に合わないので、
今さらジタバタしてもしかたないというあきらめにも似た心の余裕ができる。

久しぶりに我が家の小さな菜園をじっくり見てみると、草ボウボウ。
「4月の末にこんなに草はえたっけ!」という感じ。
エンド豆のつぼみのすきまから白い花がかすかに見えるのと
鈴なりのネギボウズの他には野菜といえるものはなにもない。
雑草もじっくり見てみると四季折々の顔があって、
季節感を感じさせてくれるのだが、それにしてもたくましすぎる。

そういえば庭の小さな池のカメが時々顔を見せはじめた。
24才のカメは冬眠から目覚める度に少しずつ大きくなって
今では、家人いわく僕の顔ほどの大きさになっているらしい。
このカメは子供が小さかったときにせがまれて飼いはじめた。
これまでにチャボ、ウズラ、錦花鳥、猫、犬等いろいろ飼ってきたけど
今では、ほとんどほったらかしのカメと金魚しかいなくなった。

子供が小さかったときは、忙しがった筈なのに、
どうやって、いろんなことをしていたのか、不思議な気持ちになるのだが
もうあいまいな記憶すらたどれなくなっている。






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